おもしろい物を買っちゃった |
昨日は大丸で開催されている和の暮らしを愉しむ展で時間を潰した。
直ぐに目についた四角もの・・・色に惹かれじっと見ていると?
松本冬美さんと言う作家の作品で 沢山のことを話した。
坂本冬美さんではなく松本冬美さんだった
現在 神戸大丸7階に彼女の作品が少しだけ置かれている
話は戻り・・・
個々の使用目的を尋ねると 左の陶器は庭に咲く小さな花を入れるもので
右の香合の様なものは 今日身につける指輪を入れたり
金平糖などミニお菓子や薬を入れ 香の物を少し入れてもいいと教えて頂いた。
使うことがなければ どこかにちょこんと並べるだけで素敵!
その割に 値段はfuzzy~
サマになっている。
手作りにしては丁寧で知識が深く手が込んでいた。
世にTV的に有名な 自分を前に出す書家などのクネクネ文字とは違い
文字や作品の素直さが 自身に厳しく努力されているな~と感じた。
かなりの勉強をされた方だとお見受けし壁に貼られたプロフィールを見ると・・・
な な なんと フェリス女学院~東京藝大のご出身。
「ちょこっと食べて行くことが出来ればいいのです~」と仰ったが 謙虚な方だ。
長話をしている間には 誰もお客が見向きもせず
お客さんが来てもどちらでも・・・と 無理には勧めず欲のない感じ。
「もっと やる気を出さなくっちゃ!」と 冗談交じりに言うと 私に
「ここにいてお客さまに勧めて下さい。お願いします」と・・・
その気になったが そういう訳にも行かず再会を約束して別れた。
数年前には家庭画報で 1ページに載ると注文が殺到したらしく
その時はトイレと食事以外は ずっと座ったままだったと話された。
松本冬美さんとは初めて会ったような気がせず どんな質問にも応えて下さった。
ポツンポツンと話をするのが暢気で あくせくしない暮らしをされているのか
お育ちが良いのか 素直でいい性格の方だと直感で思った。
ご住所やアドレスなども教えて頂いたが
何故か放っておけない人柄や作品に引き込まれた。
ほのぼのする いい出会いだったな~と 次の作品を見たいと思った。
5月1日までの催しだが もう一度会場に出向き会いたくなった。