芽が吹いて 春の音が聞こえて来るような~ |
ワクワクする~♪
12月から少しずつ花実が増えたような~
今まで冬に見たことがない花が咲き
ちょっと違った春になりそうな いい予感。
本土に住んでいた頃
「これが欲しい」と 隣のお婆ちゃんは我が家の裏庭を見て指をさした。
ガッテン!
直ぐに 千切った苗を沢山玄関や我が家との境界がある花壇に植えてあげた。
その年は 根付くだけで沢山に増えなかったが
翌年には間引く位にこんもり増え過ぎて 一緒に手入れしたことを思い出す。
明日は そのお婆ちゃんの逝った日・・・
忘れもしない タバコをスパスパ吸って声もガラガラだった。
吸う所を見つかると息子に怒られるから 「買って来て」とよく頼まれた。
いつもお婆ちゃんのご飯を作っていた私に
「お父ちゃんのタバコも一緒に買って来てあげて~お礼やで」と・・・
私は夫に「タバコよりも もっと他のがええわ~」と言うと
「アカン これは私からあんたのお父ちゃんにや・・・」と
私を無視した こんなやり取りを懐かしく思い出した。
夫とも お酒やタバコのことで気が合いお互いを気遣っていた。
我が家で三人(私は飲まず)ドンチャンやったこともしばしば~
豪快で気っ風のいいお婆ちゃん なんか無性に会いたくなった。
赤・白・紫がすくすく育ち 花びらも増え背が高くなった。
君子蘭の実? 種?
種の周りに 夏に咲くアサリナの蔓が絡まって賑やか・・・
なんか ええ感じ~
赤い鳥小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実を食べた・・・こんな歌をつい口ずさんだ。
白秋の詩は単純でも 素朴さがあって温かい。
鳥が自由に飛びまわる春は もうそこまで・・・