お大師講でお手伝い |
夫は落ちた笹の葉や折れて曲がった竹や木を片づけ
掃き掃除や雑草を抜くのを手伝ってくれた。
そこへ 今日 菓子当番の93歳になるお婆さんが来られ
雨戸を開けようと 戸をガタガタと引っ張り開けるのに苦労していた。
かなり観音さんの集会所は古く
雨戸は何かが引っ掛かり 私の力でもなかなか開かなかった。
戸袋には大きな木や葉が溜まり それが詰まって邪魔したようだ。
その後 庭の片づけは夫に任せ 少しのお手伝いをさせて頂いた。
掃き掃除や お花を換え お茶碗などを洗うのを手伝った。
そのお婆ちゃんのことは 幼い頃から大好きだった。
一緒にお大師講の準備が出来て 嬉しかった。
お婆ちゃんは足元もおぼつかないのに わざわざ小屋に案内してくれた。
「おいで 干し柿少し持って帰り~」と言われ 少しだけ頂いた。
その小屋に吊るされた干し柿・・・
まるで 昔の風景が蘇ったような~
柿を剥くしんどさや紐を通し竿に通したりするご苦労を思いながらも
有り難く戴いた。
食べ頃と言われたが とても甘く富有柿とは違った柔らかな甘さだった。
おばあちゃん ありがとう。
勝手口に これまた有り難や~
夜のおかずは おでんにしよう~
明日はお鍋だ。
今日のお講は終わるのがいつもより早かった。
村道に下りると 一台の手押し車を見つけた。
村の中では若いと思われた方が 知らぬ間骨折のあと歩くのが苦痛になり
「娘さんに買って貰った」と 嬉しそうに車を押して帰ろうとしていた。
明日は我が身・・・
みんな 試そうと押してみたり座ってみたり~
12月のお大師講は早目と決まっている為 第一金曜日の8日に決まった。
年末から1月3日までの正月当番は 当たらずホッとしたが
当番に当たると お餅や果物・お花・しめ縄の準備が大変だ。
今日のように お経をしっかり唱えることが出来たこと・・・感謝。