メザシが並ぶと・・・ |
掌に乗るサイズで 生魚なら大きかっただろうな~
メザシが食卓に出ると 二人いつも共通の話・・・経団連会長だった土光さんの話になる。
昭和50年代の半ば頃だったか?
質素な食事風景をNHKで観た時は メザシを食べる土光氏に驚いた。
今の政治家に 爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだわ。
NHKのあさいちを観ていたら れんこんがあったのを思いだし作りたくなり
お昼のひと品 栗原はるみさんの豚肉とれんこんの炒め煮を作ってみた。
豚肉はしゃぶしゃぶ用が少しあるだけで・・・
れんこんもあるだけで・・・
時短 簡単・・・甘辛く白飯によく合うな~
ピーマンを炒め チリメンを絡ませた。
人参はキンピラ風に味付けをし 擦り胡麻を掛けた。
どれも美味しくご飯が美味しいな~と思ったが 夫の方を見ると???
メザシしか食べていないようだ。
「野菜を何故食べないの?」と聞くと
「母さんは ピーマンも人参も彩りに欲しかったんだろう~」と言った。
ナヌ?
「これは 父さんが作ったお野菜ですよ。味見して下さいな」・・・
「食べてごらん」「いや食べない」・・・押し問答が続いた。
野菜や食べ物の好き嫌いが多いのには いつも何でやろう?と思う。
冷静になってから「なぜ野菜を作るの?」と聞いてみた。
「母さんが食べてくれるように 美味しいのを作りたい」と・・・
そう 言われりゃ 睨むのは止めた。
ええ人か 我がままな人なのか分からんようになった。
蜜柑の木に邪魔にならないような物を作って下さいよ。
こうやっていれば 機嫌がよいのだ。
柔らかな土に見えるが かなり前の根っこが絡んでもたついている。
ほら! 腰を延ばしてがんばれ~