山の掃除に始まり 片づけに終わった一日 |
上る道々で村人7人に会った
老人ばかりだったが 違った朝の顔が見ることが出来
新鮮な気持ちになり嬉しかった
ダーツの旅みたいで いきなりの会話が面白かったが
観音さんの庭掃除やウルシの木を高枝バサミで切り
山から自宅に下ったのは2時間後・・・
(オッチャン そこまでせんでええのに)
朝の時間は貴重で
山から見える景色もまるで墨絵みたいにグレーや淡い色・・・
ハッキリしない景色も
ゆったり時間が流れているようでいいな~
息子さんの代になったが 後継ぎがいないのが悩み
どこも同じ悩みを持っているが
時代や価値観が変化しているので
何が良いのか?そうでないのか?は分からない
足るを知り 今を楽しくしっかり生きることが
迷惑をかけないことかも知れない
(でも私は時々食べもんの欲が出るから足るを知るは当てはまらん)
墓参りをし 久し振り檀家寺を見ると
これからの生きていくヒントが 私なりに浮かんできた
昨日よりも 色がスッキリして壁が綺麗になったように見えた
16日(火)壁塗りをして 完全に乾いたようだ
色のムラは多少あれども まぁまぁやね
5年間放っていたが その間には来客もあり
その度に「地震でまた割れて 近い内に修理して貰う」~と言ったが
それは左官屋さんではなく オッチャンに直して貰うのを
まだか?まだか・・・と待っていた
長い5年だった
壁が完成したので 父の実家で代々大切にしていたお軸の一本を掛けた
「蓬来山」・・・100年以上も前の名のある日本画家の軸だが
軸の箱の中に書かれた説明文には?
蓬来山は山東半島の渤海とも言われる遥か東方の海にあり
不老不死の仙人が住むと伝えられ 幸福を呼ぶと言われた山~
云々・・・
取り敢えず 幸福を呼ぶの一言が気に入ったので
これだと思って掛けた
一つのことが終わり 凄く楽になった
また 気持ち新たな一日が始まりそうな~♪